2020.12/鉄骨造平屋建店舗+ブロック造倉庫 延べ床面積48.6坪(160.38㎡)/20日間

晴れた日には東京湾を挟んで千葉の山並みがくっきりと映える、海岸沿いの鉄骨造平屋建店舗+ブロック造倉庫の解体です。

今回のエピソードは、なんと井戸の発見。解体も最終盤に差し掛かった時、コンクリートの塊に隠れていた井戸が見つかりました。神主さんに井戸埋立清祓(いどうめたてきよはらい)を依頼。お祓い終了後は、「息抜き」に塩化ビニールのパイプを入れ、土と砂で埋め戻しました。なかなか見られない神事を見ることが出来てラッキー!!!

コロナの厄災で記憶されるだろう2020年は、近隣だけでもジョナサン・華屋与兵衛・COCOSがなくなってしまいました。寂しい限りです。しかし解体は「新しい何かが生まれるためのお手伝い」だと心がけています。2021年も新しい何かが、たくさん生まれることを願っています。

[1]鉄骨造平屋建店舗+ブロック造倉庫の外観

[2]解体前の内部

[3]解体工事における看板の掲示 いつもニコニコ。モンゴルからの研修生ゾルジャルガル

[4]足場を組み全面に防炎シートをかぶせる(屋根と外壁の非飛散性アスベスト除去のため)

[5]アスベスト除去が終了。初お目見えの「ロゴ入り」シート2種(黒・濃緑)

[6]分別のため壁材や天井などを剥がした室内

[7]右/重機SK135SRD、左/重機SK75SRD

[8]重機SK135SRDで解体開始(アタッチメントはグラスパー)重機オペレーターは林、スタッフは網本

[9]左のダンプには金属類、右は木材等を分別しながらダンプに積み込む

[10]床材に貼り付いている廃プラスチックをスケルトンバケットの5つのツース(爪)でこそぎ落とす!!

[11]廃プラ除去後。見事につるつる!!!

[12]アタッチメントをハンマーに替え床材と基礎を破砕

[13]クラッシャー(大割)を使い基礎の鉄筋を解体

[14]重機SK235SRDを投入。クラッシャー(小割)は地球外生命体エイリアンのよう!!!

[15]コンクリートを細かく圧砕

[16]アスファルトを剥がす

[17]コンクリートの塊を取り除くと、そこには井戸が!!!

[18]神主さんにお祓いをしてもらう。井戸埋立清祓(いどうめたてきよはらい)

[19]井戸の神様に対する心遣いとしての「息抜き」を行う。塩化ビニールのパイプを入れ、土と砂で埋め戻し

[20]整地をして解体工事完了