2022.03/RC造(鉄筋コンクリート)4階建ビル 178.5坪(588.93㎡)/約2ヶ月
RC造(鉄筋コンクリート)4階建ビルの解体です。市街地にあり大型重機等の作業スペースが確保できないため、屋上より解体。重機をラフタークレーンで屋上に吊り上げる珍しいシーンが2回(小型・大型)続きますので、是非ご覧ください。
まずは解体前の室内や設備機器の取り外し、壁材・床材等の撤去の様子をアップ。中盤は重機搬入の準備から始まります。2〜4階を重量サポートで補強し、ラフタークレーンを使って重機を屋上に釣り上げます。今回の事例は小型重機SK30SRと大型重機SK135SRDの2台。大型重機を搬入するためのスペースづくりに小型重機SK30SRをまず揚重。大型重機を使った本格作業のための準備に手間隙がかかっています。
終盤は上層階から低層階への解体、それに伴う瓦礫の搬出(分別作業)を順に掲載。パネルで外観が覆われているため現場に入れず(瓦礫の山で危険)撮影が思うように出来ませんでしたので悪しからず…。そして最後に高圧電力の撤去工事を済ませ、ようやく解体工事完了。

[1]RC造(鉄筋コンクリート)4階建ビルの解体

[2]解体前の1階

[3]中2階

[4]2階

[5]3階

[6]4階

[7]屋上

[8]足場を組み、防音パネルを設置

[9]分別処理のため床材を剥がす(4階)

[10]3階

[11]2階

[12]中2階

[13]シートの床剥がし。手前右は解体時に出る廃材を下まで落とすための開口!!!

[14]1階から見た投下開口。屋上の防水シート剥がし

[15]設備機器の取り外しや配線の撤去

[16]重機搬入準備。重機の重さで床が抜けないように、重量サポート(支保工)で補強

[17]ラフタークレーン到着。転倒防止のアウトリガーを設置

[18][18]小型重機SK30SRを屋上に揚重。早速、作業開始

[19]塔屋の解体

[20]4階に大型重機SK135SRDを揚重のため、屋上床を重機設置分だけ解体

[21]4階から見た投下開口

[22]大型重機SK135SRDのアタッチメントや足場確保用の敷鉄板を揚重

[23]小型重機SK30SRを搬出

[24]クレーンの荷重分散(めり込み転倒の防止)を図るために敷鉄板を敷く

[25]大型ラフタークレーン(Rough Terrain Crane)登場。アウトリガー(outrigger、車体の横に張り出して転倒を防止する装置)も完璧!!

[26]重機SK135SRDを搭載した運搬車が到着

[27]玉掛け用ワイヤロープを慎重にセット

[28]重機SK135SRDの揚重開始

[29]揚重完了。ラフタークレーンを屋上から見たところ

[30]重機SK135SRDで4階から解体開始。重機オペレーターは植木、メインスタッフは前川のベテランコンビ!!!

[31]4階から3階が見える

[32]1階の様子。階段が瓦礫で埋まり上に行けない

[33]2階まで解体が進み、1階を重量サポート(支保工)で補強する

[34]パネルを3階部分まで取り除く。重機がようやく顔を出す

[35]中2階までは解体終了

[36]分別した瓦礫をダンプで搬出

[37]1階の解体も壁を残して終了

[38]基礎の解体を開始

[39]高圧電力撤去工事

[40]整地後は道路の清掃と安全のため境界線ロープを張り解体工事完了

[41]解体後の全景