2019.04-08/RC造(鉄筋コンクリート)4階建共同住宅+塔屋・1階店舗(延床面積 1151.90㎡)/約4ヶ月
4階建共同住宅+塔屋(19室)の解体です。重機等の作業スペースが確保できないため、屋上より解体を開始。めったに見られない、重機をラフタークレーンで屋上に吊り上げるシーンがハイライト!!!
まずは、建物解体前までの作業をご覧ください。中盤は、作業スペースの確保が難しい都市部ならではの解体作業風景、ラフタークレーンを使い重機を屋上に釣り上げるシーンから始まります。上層階から低層階への解体、それに伴う瓦礫の搬出(分別作業)を順に掲載しています。
後半は、1・2階の解体と瓦礫の搬出(分別作業も同時に行う)から始まります。その後、基礎や貯水槽・浄化槽の解体、最後に整地をして解体工事完了です。どうぞ最後までご覧ください。

[1]RC造(鉄筋コンクリート)4階建共同住宅+塔屋・1階店舗の解体

[2]屋上

[3]解体前の内部(分別処理のため、あらかじめ畳・壁材・天井などは剥がしておく)

[4]建物の周りを足場を組み、防音パネルで覆う

[5]作業スペース確保が難しいので、重機を屋上に上げ解体を始める。そのため、瓦礫を1階まで落とす穴を各階に開ける

[6]安全のために柵を設置。右の写真は、屋上から下をのぞいたところ

[7]店舗だった床のシートをハツリ工に依頼。仕上がりは完璧

[8]鉄骨の外階段をバナーで切断

[9]搬出用スペース確保のために、側面の壁を重機SK-75SRDで解体。オペレーターは植木、スタッフは前川

[10]写真左の赤丸は、各階から出た瓦礫を落とす穴

[11]重機を釣り上げるクレーン車用に、鉄板を敷きつめる(地盤補強)

[12]屋上防水シートの斫り作業を終えると、いよいよ解体開始

[13]人通りの少ない夜8時過ぎより作業を開始。雨の中、貢献スタッフが勢揃い

[14]クレーンの荷重分散(めり込み転倒の防止)を図るために敷鉄板を敷く

[15]アウトリガー(車両から張り出し、地面に対して突っ張る装置。車輪は浮かせている)

[16]立地を考慮し、作業スペースの確認を綿密に行う

[17]ユンボ2台(SK135SRD)の揚重開始



[18]重機2台目の準備を屋上から見る


[19](左)クラッシャー・スケルトン・カッター等(右)建物側面の足場を組む

[20]瓦礫搬出のスペースを残して、建物全体を防音パネルで覆う

[21]いよいよ、屋上より解体開始

[22]重機の重さで床が抜けないように、重量サポートで補強

[23]4階から覗く

[24]屋上の解体はほぼ終了。階段も瓦礫の山に…

[25]重機を屋上から4階に下ろすため、瓦礫でスロープをつくる

[26]重機がスロープを降りるショットは撮影できず…。結果写真のみですが、あしからず

[27]3階まで解体を終え、廃材を、ダンプに積み込む

[28]2階より全景を撮影。たまったガラを分別し搬出するのが一苦労!!!


[29]2階の壁を撤去し、防音パネルも順に取り外す。周りの家並みが見えてきた

[30](左)スケルトンバケット使用のSK135SRD(右)カッター使用のSK235SRD

[31]鉄筋とコンクリートの分別完了後、大型ダンプでコンクリートを搬出

[32]残った2階と1階の解体を再開。鉄筋・アルミ枠等を分別

[33]建物の解体はほぼ終了し、基礎部分の解体を始める

[34]足場の撤去

[35]クラッシャーを大割機から小割機に変更

[36]クラッシャー(小割機)を使いコンクリートと鉄筋を分別

[37]スケルトンバケット(左)を使い土砂中の瓦礫の選別を行う

[38]地中の既存杭(コンクリート杭)を2m超の深さでカット

[39]深さを計測した後、埋め戻し

[40]埋め戻した場所は軟弱のため、重機が沈まないように電磁石付きの小割機を使い鉄板を敷く

[41]公道側の通路・階段部分の解体撤去

[42]最後に残った、建物に向って左側部分の解体

[43]整地をして解体工事完了



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[番外編です]「キシヤン」こと岸田英男さんの送別会を、若松町「松ばら」で行いました。長い間ご苦労さまでした。