2019.10/木造瓦葺2階建 … 34坪(112.20㎡) 、擁壁撤去… 8.5坪(28.00㎡)/約1ヶ月
今回は、建物解体は平面図のみであしからず。解体後の擁壁切断・撤去を掲載します。建物背後の崖の一番上部(コンクリート擁壁)をダイヤモンドウォールソーと呼ばれる装置で、壁に固定した走行用ガイドレール上を走行しながら切断していきます。めったに見られない解体事例をご覧ください。

[1]木造瓦葺2階建解体後の全景。白いコンクリート部分を解体

[2]擁壁を切断・撤去する際に、崖が一緒に崩れないようあらかじめ土砂を撤去

[3]ダイヤモンドウォールソーを設置するため足場を組む

[4]ダイヤモンドコアビットと呼ばれる工具で、コンクリートに穴を開ける(穿孔:せんこう)作業を行う

[5]ダイヤモンドウォールソーをマシンに装着、壁に固定した走行用ガイドレール上を走行しながら切断

[6]ダイヤモンド・ブレードを移動

[7]土砂も擁壁を切断する深さまで掘り起こし、準備完了!!!

[8]4〜5m幅で縦にも切断。重機SK-135SRDを使いコンクリート擁壁を撤去

[9]コーナーを撤去。写真右上に「穴」の説明図を掲載!!!

[10]隣家の奥の擁壁を大型重機MR-130Riを使い撤去

[11]整地をして解体工事完了