2021.11/木造サイディングスレート葺2階建 26.0坪(85.8㎡)/約20日間
閑静な住宅地にある一戸建ての解体です。道路に面したRC擁壁とコンクリートブロック・フェンスを含めた高さは3m強。
そのため最初はフェンスを壊して搬入スペースを確保し、小型重機のSK30SR-5を搬入。次はブロックとRC擁壁を解体しSK75SRDと入れ替えました。詳しくは掲載の写真をご覧ください。重機2種類の搬入方法の違い等をじっくりお見せします。
後半は2台目の重機SK75SRDの搬入から始まります。奥側の建物の解体と基礎の撤去を終えると、残るは頑丈なRC擁壁の撤去。アタッチメントを何回も交換し解体していく様は見事。外国のように火薬を使い一瞬で崩れ落ちる工法とは一味違う繊細さ。掲載の写真でわかってもらえたら嬉しいです!!!

[1]木造サイディングスレート葺2階建ての解体

[2]解体前の内部

[3]フェンスの一部を壊し作業工具を搬入

[4]安全帯を着用し足場を組む

[5]建物の周りを防音シートで覆う

[6]室内の解体開始。天井・壁材等は分別処理のため剥がしておく

[7]アスベスト含有建材の屋根スレートを法令に基づき慎重に除去

[8]同じくアスベスト含有建材の外壁サイディングを法令に基づき除去

[9]小型重機のSK30SR-5(油圧ショベル)を積んだ運搬車が到着

[10]電線の上まで重機を引き上げ搬入。あらかじめフェンスは取り除きスペースを確保

[11]解体開始。機械の不具合でグラスパーが使えず、スケルトンバケットで代用

[12]アタッチメントをグラスパーに替える

[13]建物手前の床材と基礎撤去

[14]コンクリートブロックが道路側に倒れないよう、あらかじめ掘削しておく

[15]階段周りのRC擁壁を解体

[16]道路から見るとこんな感じの進み具合です

[17]アタッチメントをクラッシャー(大割)に替え、RC擁壁を破砕

[18]丸鋸を使い鉄筋をカット。RC擁壁は頑丈で壊すのが大変!!

[19]これで次の重機SK75SRDの搬入準備OK!

[20]重機を積んだ運搬車が到着

[21]重機を入れ替え

[22]重機を方向転換し運搬車に搬入

[23]さらにダンプへと移動して、重機の入れ替えは終了

[24]いよいよ奥側の建物を解体。昼に見える下弦の月が大きくて綺麗!!!

[25]大型の重機SK75SRDなので高さも十分。余裕です

[26]建物解体は終了。次は基礎の撤去

[27]RC擁壁をコンクリートカッターで「土留め」部分を除き撤去

[28]スケルトンバケットを使い慎重に土砂を撤去

[29]ブレーカ(ハンマー)を使いRC擁壁を破砕

[30]鉄柱を支えた基礎を撤去

[31]残ったRC擁壁をクラッシャーで破砕。土が崩れないようベニヤ板を使った「山留め」が見える

[32]整地後は通路の清掃と侵入禁止の杭打ち・境界線ロープを張って解体工事完了